国基礎知識

異国の地での滞在は、日本では考えられない事や、思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。しかし、殆どの場合ほんの少し気をつけていれば.防げることばかります。日本の常識が通用しない ギャップは間違いなくあります。
ミャンマーのマナーや習慣等にほんの少し気を遣い、是非すばらしい旅行になることを願っております。また、問題発生時や苦情は現地にて明確にして頂ければ、殆どがその場で解決出来る事ばかりです。
気候と服装
ミャンマーでは年間を通して最高気温が25~30℃と高温多湿が続きま す。1年中夏ではありますが、季節は乾期・暑期・雨季の3期に大 きく分けることが出来ます。
■ 乾期
10月下旬~2月の間は、ほとんど雨が降らず、気温も下がって日中でも過ごし易くなります。
夜は肌寒い事もあり、高原地帯や北部では上着が必要です。
■ 暑期
3月~5月中旬は気温が上昇し、夜になっても下がらない真夏日状態が続きます。
■ 雨季
5月下旬~10月中旬はほぼ毎日ぐずついた天気で、時々、ばけつをひっくり返したような雨が降ります。

但し夜間や朝方は季節によって、最低気温は20~25℃になりますので、エアコンの調整などは十分お気をつけください。 1年を通して日本の夏服で問題ありませんが、室内・屋外の気温差も大きいので、羽織るものを用意するなど温度調整対策が必要となります。
服装制限のある場所
■ 仏塔や寺院、僧院
建物内・敷地内は土足厳禁です。靴下やストッキングも不可となりますので、観光時はサンダルをお勧め致します。
なお、肌の露出は好まれませんので、腕や脚・体の線が出るものは控えた方が良いです。
■ 高級ホテルやレストラン
余りラフな格好ではなく、足元もサンダルではなく靴を履いた方が良いでしょう。
■ ゴルフ場
ミャンマーでは、日本ほど服装は厳しくありません。但し、プレイ中の服装として、最低限襟付きシャツ(ポロシャツ等)が必要です。シューズは殆どのゴルフ場でスパイクものは禁止しています。
通貨と両替
ミャンマーの物価の目安  
タバコ(マイルドセブン)
   (ローカル)
約2300チャット~
約500チャット~
コーラ(0.5ℓ) 約300チャット~
ドリンキング・ウォーター(1ℓ) 約150チャット~
ミャンマーでの両替は政府公認の両替所、民間の銀行窓、ホテル等で行え ます。
注意して頂きたいのは、両替が出来るのは基本的に米ドル、ユーロ、シンガポールドルのみで、新札のみの受付となります。
ミャンマーの習慣&マナー
■ ミャンマー人へのマナー
頭は体の中で最も大事な部分(仏教で最も高い位置にある)とされており、子供や大人、性別関係無く、頭を触る等の行為はお控え下さい。
なお、人を指す行為も失礼にあたりますので、お控え下さい。
■ 飲料水
水道水は飲めません。ボトル入りの飲料水(ミネラルウォーター)をご利用下さい。
■ チップ
高級ホテルや高級レストランを除き不要です。
■ 僧侶へのマナー
ミャンマーの人達は僧侶に深い敬意を払っています。修行の迷惑になるので、むやみにカメラを向けたり、話し掛けたりするのは止 めましょう。また、女性が僧侶に触る行為は厳禁です。
■ 軍 人・軍事施設へのマナー
軍人や軍の施設等、軍に関連する人・建物は撮影禁止です。
なお、駅や空港やガソリンスタンドも撮影禁止となります。
ミャンマーで多発している犯罪と予防策
■ 置き引き
ホテルのビュッフェ形式の朝食時等、荷物を置いて席を立つ事はとても危険です。空港、観光地、市場やデパートでは、必ずしっかりと荷物を持ち、置いて目を離す事のないよう、置き引きに注意して下さい。
■ スリ
財布は目立たないように持つ事が重要です。特に近寄ってくる物売りの前 では、むやみに財布等は出さないで下さい。
ホテルのビュッフェ形式の朝食時等、荷物を置いて席を立つ事はとても危険です。空港、観光地、市場では、必ずしっかりと荷物を持ち、置いて目を離す事のないよう、置き引きに注意して下さい。
■ 両替詐欺
ドルからチャットへの両替は、正規の両替所や銀行、ホテル等で行って下さい。
病気・怪我予防策
■ 日焼け・日射病・熱射病
日 差しがかなり強い為、過度の日焼けには十分ご注意下さい。焼きたい人でも日焼け止めを塗り、日の高い時間帯には日陰でお過ごし下さい。帽子や日傘で日射病 は防げても、高い気温によって熱射病になる事があります。熱射病防止の為には十分な休養と水分と塩分の摂取が大切です。
■ 怪我
傷は化膿し易いので絆創膏等での応急処置は確実に行って下さい。蚊に刺された痕をかいて化膿する事もあるので、なるべくかゆみ止めを持参される事をお勧めします。
■ 下痢
不衛生と思われる店での食事は避け、レストラン以外では氷の入った飲み物を飲まれない事をお勧めします。ミャンマーでは油が大量に使われる料理が多く、エアコンの効きすぎで体が冷えた場合でも下痢になります。細菌が原因の下痢の場合は、日本から持参の薬では効かない事があるので、経過が良くない場合は医師に相談が必要です。
■ 過労
旅先では思っているより緊張し疲れている事が多いので、体力を過信せずハードな予定は立てない様にしましょう。
■ 風邪
ミャンマーは常夏の国ですが、エアコンの効き過ぎ、扇風機の風やクルーズ船で川風に当たり過ぎた場合、その他過労や体力の消耗等で、風邪を引きやすい環境にあります。
■ 健康管理
気温・湿度が高いので、体調に十分留意し、異常を感じたら早めに休む事が必要です。ミャンマーで流行する伝染病には、マラリア、デング熱、コレラ、赤痢、A型肝炎、結核、破傷風、狂犬病等がありますが、大都市周辺では殆ど感染する事はありません。予防接種はA型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎等が有効です。


出国時のご案内
■ 時間
航空便出発時刻の2時間前には空港に到着される事をお勧め致します。 ミャンマーの特別な行事等に当たる日、大雨の日等は大変な渋滞が予想されますので、早めにホテル・市内を出発しましょう(目安は航空便出発時刻の3時間前です)。
■ 必要なもの
1) パスポート
2) 航空券
3)出国カード
■ 出国手順
  • 1) チェックイン(搭乗手続き)
  • チェックインカウンターでパスポートと航空券を提示し、荷物を預け、搭乗券とクレームタグ(荷物引換証)をお受け取り下さい。
  • 2) 出国審査
  • 出国審査はいたって簡単です。出国カード、搭乗券とパスポートを提出するだけで終了します。
  • 3)税関
  • 入国時に申告する物があった方は、申告した物を持っているか確認されますので、手荷物としてお持ち下さい。
  • 4) 手荷物検査
  • 手荷物検査とボディーチェックを受けて下さい。
  • ミャンマーの通貨は外国持ち出し禁止となりますので、手荷物検査の際に没収される可能性がございます。
  • 5) 出発ロビー
  • 搭乗が開始される迄、椅子に座ってお待ち下さい。
  • 6) 搭乗
■ 空港免税店
店舗も少なく、開店時間・閉店時間もまちまちです。
■ 日本への持込免税範囲
酒類 3本(1本760㏄程度のもの)
煙草 紙巻なら200本、葉巻なら50本、その他なら250g
日本製煙草は上記とは別に紙巻200本まで免税
※例:マルボロ200本とマイルドセブン200本なら免税
香水 2オンス(約56ml)
※オーデコロン、オードトワレは含まれません
その他 1品目毎の海外市価の合計額が1万円以下のもの
※例:1コ1,000円のチョコレート9コや1本5,000円のネクタイ2本は免税
※上記を除く品物の海外市価の合計額20万円まで。
※合計額が20万円を超える場合には、20万円以内におさまる品物が免税になり、その残りの品物に課税されます。1個で20万円を超える品 物、例えば25万円のバッグは25万円の全額について課税されます。
※『海外市価』とは、外国における通常の小売購入価格のことをいいます。なお、円貨換算は定められた公示レートにより行われます。

ミャンマーは東南アジアの中では治安がいい国と言われておりますが、スリや置き引き、両替詐欺も多発しておりますので、お気を付け下さい。
 
■ 在ミャンマー日本大使館
Tel: +95-1-549644~8 (月曜日~金曜日 08:30~17:15)